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【低予算配信】iPhoneアプリ「LM-Cam」を使用し佐賀県 バトミントン大会を5面 同時配信を行いました

佐賀県は2024年の「国スポ2024」で全試合を低コストで配信するという目標を掲げこの取り組みを実現しようと検討されています。

今回テストとして唐津の小学生バドミントン大会の簡易中継をLM-Camを利用し低予算で、ライブ配信中継をさせていただきました。

実際のライブ映像は以下Youtubeから確認することができます。

ライブ配信構成

ライブ配信した際の構成は非常にシンプルで、試合を映し出すカメラは1台のみでスイッチングは無し。

映像を安定して届けるため有線LANで接続し映像伝送していまいました。そして、得点ボードはLANを引き回すには非常に遠かったこともあり、こちらはWifiを利用して映像を伝送していました。

ポイント

試合カメラ(iPhone12):イラストでは三脚ですが、実際は手すりにクランプを取り付けて使用(写真)し、iPhoneアプリ「LM-Cam」からSRTプロトコルを使用して映像伝送を行いました。
SRTは60msecほどの遅延はあるものの、非常に安定して綺麗な映像を伝送できるので、ライブ配信などでは特におすすめです。(LM-Camの利用方法はこちらをご確認ください。)

得点カメラ(iPhone12):こちらも同様でiPhoneアプリ「LM−Cam」のSRTを使用して映像伝送を行いました。

vMix(パソコン):試合カメラ、得点カメラの映像がvMixに映し出され、「得点カメラ」の映像をワイプで合成したものをYoutubeへ伝送していました。

Wifi AP:得点カメラはwifiで映像伝送しているので、Wifi APは「wifi 6」が利用できるものを使用。安定して、映像を伝送するには「wifi 6」が利用できるWifi APのご利用を推奨しております。

低予算での配信が可能

いままでのような大掛かりな機材は必要とせずとも前述した機材を利用することにより、手軽に配信を行うことが可能になりました。

使用方法も簡単で複雑な操作は必要とすることなく、パソコン、iPhoneなど身近な機材を利用することで手軽に配信することが可能となります。

今回はカメラ映像が定点ということもあり、セッティングさえできてしまえばあとはそのまま、超低コストでの配信を行うことができます。

手すりにクランプを取り付け伸ばし棒で高さを確保

vMixを利用して得点ボードをワイプで合成

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