2023年3月20日〜21日に日本武道会で行われた「第45回全国高等学校柔道選手権大会」の生配信を行わせていただきました。
今回の配信はパソコンを利用しての生配信ではなく、弊社で開発を行っているiPhoneのスマホアプリ「LM-Cam(Download無料)」から直接Youtubeへ配信を行いました。
配信構成
配信構成は非常にシンプルな構成となり、Wifi apからのLANを直接LM-Camにつなぎ、RTMPで直接Youtubeにアップロードする方法を用いて配信を行いました。
※LM-CamはRTMPが無料使用することができます。
従来の業務用カメラを利用して配信するよりも省スペースで配信を行うことができ、かつ機材がiPhoneと三脚で行っているので、8面同時で配信であっても非常にコンパクト、そして少ない機材で配信を行うことができました。
また、今回はより会場の臨場感を出すためにiPhoneに外部マイクを接続し音声入力を行いました。
iPhoneに外部マイクを設置
マイクはソニーから発売されている「ソニー エレクトレットコンデンサーマイクロホン」を使用。そしてUSB経由での入力となるのでiPhoneへの接続は「Apple Lightning USB 3カメラアダプタ」を使い音声を入力いたしました。
iPhoneへ接続するだけでマイクを認識するので特別な設定は不要。初心者でも簡単に利用することができます。
本構成で配信した映像は以下Youtubeで確認することができます。
配信映像
その他の会場はこちらから確認をいただくことができます。
※2会場のみはvMixを利用しての配信となります。
実際の配信映像をご確認していただければわかると思いますが、iPhoneのカメラで配信しているとは言われないとわからないレベルの映像かと思います。
パソコンは必要なしで生配信可能
このような構成でLM-Camを使用すればパソコンがなくてもiPhoneで簡単に配信することが可能となります。
Youtubeアプリを使用しても生配信をすることは可能ですが、LM-Camを利用することで映像をよりリッチにして配信をすることができます。
ポイント
・映像調整(色温度、フォーカス、絞りなど)が行える
・ローカルRECをすることができず高画質の映像を残せる。
・ふた絵を表示可能。
・リモートコントロールが可能(iPhoneから離れた場所でも配信開始、RECなどが可能)
・Youtubeのアカウントを共有する必要がなく第三者にアカウントを共有する必要がない
上記で紹介したリモートコントロール機能(遠隔操作)、ふた絵機能(2枚まで)、ローカルREC機能は有料機能となりますが、初めて利用される方は"1ヶ月無料"で利用することができますので、是非こちらも合わせてお試しください。